作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。vol.266の今週は、大飯原発再稼働問題について再稼動の基準がどうあるべきなのか語ります。
村上さんは、「どうなれば大飯原発が再稼働してもいいと思うか」と延江さんに投げかけ、これに対して延江さんは想定外の事故にならなければいいといいます。
これに対して村上さんは、まずは問題を究明できるように法律を作り、お金をかけるべきだといいます。その上で、絶対に安全といえる基準を作れば低コストの電力を作ることはできないといい、「こういう状態になれば原発を再稼働してもいいという基準は許由されているのか」と指摘します。
原発を再稼動させる前に、やるべきことがあるにも関わらず、「電力が足りない」と言えば再稼動できると考えていること自体が間違いなのかもしれませんね。