作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。今週は、問題をなかなか解決できない国会と年金などを含めた社会保障問題、自殺者の増加やカウントの方法について語ります。
延江さんは、なかなか問題を解決できない国会と社会保障問題について切り出します。それに対して村上さんは、先進国ではある程度の問題が解決されたために、政府ができることが減っているといいます。また「社会保障費が増える中、厚生年金をもらうような人は政府に何を求めているのか」といいます。これを受けて延江さんは、年金を払っても貰える額が少ないことが納得できないといいます。
次に自殺者が増えていること、特に若年層の自殺者が増えていることについて指摘します。これに対して村上さんは、自殺者のカウントの方法が、自殺して24時間以内に亡くなった人間だけがカウントされているといい、実際には公表されている以上(数十倍)の人間が自殺している可能性があるといいます。
全ての問題が複合的なものであるため、解決方法を一概には言えないのが現状なのかもしれません。