作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。vol.257の今週は、消費税問題と政党の政策について語ります。
村上さんは消費税問題について、どの政党に投票していいのか分からないから、増税に賛成の人と反対の人に別れて欲しいといいます。過去の二大政党制時代には、イデオロギーがはっきりと違っていたが、現在はどの政党もカラーや主張がないため有権者が迷っているといいます。
また延江さんの「ムダの削減をして欲しい」という意見に対して、村上さんは削減自体にはそれほどの効果はないが、削減することで国民は納得すると指摘します。
消費税に限らず、税金を上げるというなら政府が態度で示さないと誰も納得しません。また、増税に賛成か反対かが政党の人気を左右するため、人気取りのために政策を打ち出している節があります。増税の議論をする前にやるべきことをやってもらいたいですね。