作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。vol.260の今週は、北朝鮮が打ち上げに失敗した”ミサイル”と、それを伝える際に用いられた表現を語ります。
延江さんは、今回の北朝鮮のミサイル発射失敗についての報道が、これまでとは違うことを指摘します。それに対して村上さんは「日本もかつて”撤退”や”退却”のことを”転進”といってごまかしていた」といいます。またかつての日本や北朝鮮の報道の表現(プロパガンダ)について、「長けている」といいます。さらに話は日本の原発に関する表現にも言及していきます。
国が何かを伝える際には、さまざまな意図や解釈を加えているということを疑い続けることが大切なようですね。