作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR、今回は延江さんに替わってG2010の代表取締役社長の船山浩平さんと、スティーブ・ジョブズの死とアップル製品について語ります。
村上さんは、スティーブ・ジョブズの死去とアップル製品の関わりについて、コンピュータを使い始めたのはアップルからだったがiMac発売以前はアップル=古いという価値観だったといいます。しかし、その後のiPodやiPadで息を吹き返したと語ります。
そしてアップル製品について「有用性よりも遊び心があって、楽しみながら造ってるのだろうというのが伝わってきた」と話します。また”ムダ”な部分も多いがそれこそが”楽しい”と指摘します。
さらに話はジョブズに及び、ジョブズとビル・ゲイツの映画を引用して「ジョブズはクリエイターでありゲイツは経営者だった。昔はゲイツのやり方が上手くいっていたが、今ではジョブズのようなリスクをとるやり方が上手くいっている」といいます。
村上さんの言う”ムダ”は、つまり”遊び”の部分のことであり、アップルの製品には”遊び”があるからこそ、ユーザーが使った時に上手く機能しているんでしょうね。