作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。今週は、オウム真理教裁判の終結についてと大王製紙の背任事件について語ります。
延江さんは、オウム真理教裁判の結審に触れて13人の死刑囚が確定したことと、事件から16年経ったことについて村上さんに訊ねます。これに対して村上さんは、オウム真理教に洗脳されていた子供たちが社会から排斥されていた点を挙げて、社会に適応できるようにしなければならないといいます。また、事件について詳しく調べて研究するべきだったと指摘します。
次に大王製紙背任事件について村上さんは、「カジノで100億円すったと言われているが、その金があれば何を買えたかを考えると・・・」と想像を膨らませ、さらに自身がモナコのカジノで大損したことを挙げて「何かが間違っている」と言います。
オウム事件にしても大王製紙の件にしても、問題を冷静に分析して対処しなければならないことがよく分かりますね。