作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。今週は、8年間続いたイラク戦争の終結と、今年を象徴する漢字として選ばれた「絆」と、65歳まで再雇用義務化についてについて語ります。
村上さんはイラク戦争終結について、イラク戦争自体が兵士たちの損失やアメリカ経済への悪影響など国力の衰退を招いたにもかかわらず、得られた利益がほとんどなかったとして、なぜ戦争を行ったのか理解に苦しむといいます。
また今年の漢字「絆」については、カウンセリングの場面で子供が自分に不足している言葉を多く話すことから、「これだけ『絆』ということが言われるのは、世の中に絆がなくなったからだ」といいます。世間といったコミュニティには、良い部分と悪い部分も存在しているとしています。
最後に、延江さんの老後の人生については、「勝手にやってろ」と罵ります。