作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。今週は、沖縄防衛局長が宜野湾市長選に絡めて「講話」を行った問題と「流行」についての報道と春闘について語ります。
まず延江さんが、沖縄防衛局長が宜野湾市長選のために「講和」行ったことについて語ろうとしますが、村上さんは「テレビのニュースみたいなことを言っても仕方がない」とします。また、「褒められたことではないが”官僚はどうしようもない”と言っても意味がない」といいます。
次に、”流行っている”という風に報道されているものが本当に流行っているのかということに言及し、多様化した現代では昔のような流行はないと指摘します。
最後に春闘については、春闘自体が正規社員が権利を主張する場であって、現在増えている非正規社員にはどうしようもないことだといいます。
講和問題にしても流行にしても春闘にしても、昔の社会システムだからこそ存在したものであり、現代では存在意義や意味を失っているのかもしれませんね。