橋下徹大阪市長が大阪府知事就任前の平成18年、大阪市内の高級クラブに勤務していた女性と知り合い、交際していたとする記事が19日発売の週刊文春で報じられることが分かりました。橋下氏は18日、記者団に「事実の部分と事実でない部分があるが、まずは妻に説明したい」と述べ、事実関係をおおむね認めて「僕のポカで家族に迷惑をかけた。子供には本当に申し訳ない」と神妙に語りました。
記事は女性が橋下氏との関係を告白する内容。女性は当時20代後半で、“茶髪の弁護士”としてテレビのコメンテーターなどで活躍していた橋下氏が知人らと来店するうちに親しくなり、飲食などを共にするようになったと報じています。
また具体的には「初めてのエッチは四回目ぐらいのデート」「大体食事してお酒飲んでラブホテルがパターン」「橋下市長はSっぽいところがあって、コスプレが好き」「スチュワーデス姿の私を抱いた」「”普通に手をつないでデートがしたい”や”こんな仕事早く辞めたい”と語っていた」といった記事の内容となっています。
橋下氏は記者団に「(知事就任前は)聖人君主のような生き方はしていなかった。茶髪だったころの姿と重ね合わせてもらえば分かるかもしれない」と述べ、女性との交際を認めました。
一方で、報道内容の一部は否定しましたが「(女性との)飲食までは認める」とも。「まだ妻に説明していない。これからすごいペナルティーが待っている」と話しました。
橋下氏は18日、午後7時ごろから退庁時の囲み取材に応じましたが、記者団から質問が出る前に「文春の件は別の場所でやります」と自ら切り出しました。関西電力大飯原発4号機の再稼働などに関する質疑を終えると、バックに大阪市のPRロゴがない場所に移り、女性問題に関する質問に応じました。