日本では沖縄などでチラガー(豚顔皮)として食されているブタの顔ですが、中国では肉体を酷使する建設労働者の間で珍味として食べられているようです。今回は、そんなブタの顔から毛を毟り取る作業を違法とされているアスファルトを用いた方法で行っている様子をご紹介します。
鍋の中で温められているのはドロドロに溶けたアスファルト。ブタの顔の毛を毟るため、一度アスファルトの中にブタの顔を入れて毛にアスファルトを付着させ、水に浸してアスファルトを固めた後、毛ごとアスファルトを剥がしているようです。
剥がされたアスファルトは、再び鍋の中に戻され再利用。そしてブタの顔は、ナイフで細かな毛が取り除かれています。
食品加工に有害とされているアスファルトを使った加工方法は、もちろん中国政府から許可されていませんが、効率と生産性の向上、コスト削減を行う為に、このような違法な方法が行われているようです。
ちなみに、ブタの顔を用いた中国料理はこんな感じのようです。