1月7日、インドのNabagraha hillで街に迷い込んだ野生の豹(ヒョウ)に住人が次々と襲われ4人がケガをするという大きな事故へと発展しました。
襲われた4人のうちの1人の男性ハリさんは、野生のヒョウの鋭い一撃によって頭蓋骨ごと頭皮が剥がされてしまいました。カツラのように、頭皮が剥がされる決定的瞬間をとらえた写真をご覧ください。
頭皮を剥がされたハリさんは、その後、病院に運ばれましたが命に別状はないといいます。
このヒョウは、ジャングルから街中に迷い込んだもののようで、住民に追い立てられて逃げ込んだハリさん宅で、何も知らずに寝室から出てきたハリさんを襲ったということです。
捕まえられたヒョウは、林業関係者の手によってアッサム州動物園へと輸送されました。
現場を目撃したNipu Dasさんは「私たちが家の中でヒョウを見つけてビックリしていると、ヒョウはすぐに襲い掛かってきました」と語りました。
専門家によると、このヒョウは獲物を探して街中に迷い込んだ可能性が高いと見ています。また、この街の周囲の丘は、以前ジャングルでしたが開発によって現在では住宅地になっています。
生息地と食料を奪われた動物が、街中に現れる事故は増えており、野生動物からの被害の増加に繋がっています。