以前、道で死んでいた猫を使ったネコ肉カレーをお伝えしましたが、それを超える人物が存在しました。
独身のジョナサン・マッゴーワンさん(44歳)は、この30年間スーパーで肉を買うことを避けて、道路で車に轢かれた多種多様な動物の肉を食べています。
彼は、店などでパックになった肉を食べるのを敬遠しお金を節約するために、この道路で轢かれた動物の肉を食べることを始めたそうです。
若いときから自然に興味をもっており、狩猟などに対して自然なことだと考えているジョナサンさん。魚を釣っていたことなどから、道端で死んでいた動物食べることは自然なことだったといいます。
また、拾う肉は森や道端だけのものと決めており、実際拾った肉はスーパーのものよりオーガニックで新鮮だといいます。これまでに、拾った肉で病気などにはなったことがないそうです。
ジョナサンさんが育った近所には、養鶏場があったそうで、その中でニワトリは「死んで腐ったニワトリ」「かろうじて動けるニワトリ」「通常のニワトリ」と健康状態によって3種類に識別されていたといいます。また、牛などの不健康な家畜の治療プロセスはグロテスクだと主張し「私が見てきた全ての家畜は幸せそうではなかった」と語りました。
そのような経緯から、当時14歳のジョナサンさんにとっては轢かれた動物の肉を食べることの方が、店で売っている家畜を食べるよりも正しいことだと理解したそうです。
今までに、ネズミ、モグラ、ハリネズミ、ハト、カラス、カモメ、リス、キツネ、アナグマ、ウサギ、シカ、イタチ、カワウソ、ヤマネコ、キジ、ツグミ、カモ、ガチョウ、ハト、フクロウなどを食べてきたといいます。
ちなみにアナグマはシチュー、フクロウはカレーなんかにして食べるそうです。
もしかすると、牛、ブタ、ニワトリなんかしか食べない私達なんかよりも、かなりのグルメなのかもしれませんね。