2012年5月20日、中国で11人の億万長者が自らにふさわしい配偶者を探すため500万元(約6400万円)を費やしてコンテストを行うことが明らかとなりました。全国10都市で開催予定のこのコンテスト、第1回の開催地となる広東省広州市では、なんと2800人の花嫁候補が応募しました。
2800人の内、何段階かの審査を経て、実際に億万長者たちと対面できるのは320人。さらに28人のみが、彼らとのパーティーに同席する権利を与えられます。
応募条件は18～28歳、身長160～175cm、短大卒以上、容姿や性格に優れていること。実際には、19歳から56歳までのエリートOLや教師、金融アナリスト、ヨガインストラクター、大学生、ミスコン入賞者などが応募してきたといいます。
彼女たちには、各方面の専門家による外見・性格・教養などの審査が行われ、どんどんふるいにかけられていきます。こうした審査項目の中には美容整形の有無や、場合によっては“処女審査”も含まれています。ほとんどの応募者はこうした審査項目に抵抗はないといいますが、ある女性は「こうした審査は実はあまり意味がない。処女膜を再生する手術は今どき、そんなに難しくはないから…」とつぶやいていました。
またコンテストで見事、高い評価を受けた女性は、デート費用として5万元(約64万円)を受け取ることができ、もし妻となる女性に選ばれれば300万元(約3800万円)のマンションが贈呈されるということです。
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