世界で初めて妊娠したアメリカ人男性が話題に!!男性としてこれまでに3人の子供を出産


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世界で初めて妊娠した男性と言われているトーマス・ビティさん(38歳)の近況が英紙「デイリーメール」の電子版を通じて6日、公開されました。現在、アメリカ・アリゾナ州フェニックスに暮らしているビティさんの家族写真からは、平凡な家族の仲の良さがにじみ出ており、普通の家族と何一つ変わらないように見えます。しかし、この平和な生活を手に入れるまでには幾多の出来事がありました。

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韓国系アメリカ人のトーマス・ビティさんはもともと女性でしたが、2002年に性転換手術を受けて男性となりました。しかし女性の生殖器官はそのままにして、卵子を作るなど妊娠が可能な状態でした。2003年に結婚した彼は、妻が子宮摘出手術で妊娠できなくなると、他の男性の精子を採取して試験管で受精した後、これを移植して2008年初めに女児の赤ちゃんを出産しました。翌年には2番目となる男児、2010年には3番目の男児を順番に生みました。

世界の関心を受けている彼ら家族は、その間、他人には分からない苦痛を経験してきたといい、電子メール、フェイスブック、ユーチューブなどのインターネットで多くの人々から攻撃されたことを告白しました。ビティさんは「私たちの姿をネガティブな視線で見る人々が、良くないコメントや非難、嘲笑するコメントを残してとてもつらかった」と語りました。また「私はハーフという理由で幼少時代に仲間外れにされたことがある。私の子どもも同じような経験をするかもしれないが、子どもたちが生まれたことは十分価値のあること」と話しました。

ビティさんは韓国人の父親とアメリカ人の母親の間にトレイシーという名前の女の子として生まれました。幼少期はいたずら好きな少年のような女の子として育ちました。しかし20歳になるころには、自分が女性の身体に閉じ込められている男性だと思うようになり、24歳のときには男性ホルモンの注射を打つようになりました。これを性転換への第一歩として、男性になることとなりました。

ビティさんは昨年4月から男性ホルモン剤を服用中だといいます。また、子宮摘出手術も考えています。彼は「これ以上、子供は生まないと決めたが、娘が『妹がほしい』とねだり始めた」とし「これからどうなるか、私にもよく分からない」と話しています。

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