先日、世界人口が70億人を突破して大きなニュースとなりましたが、実は200年以上前の1804年には世界人口は10億人にも満たない数だったことをご存知でしたか?農業革命、産業革命などによって食料や医療が変化し、人口の増え方は大きく変わってきました。
今回は、これまでの世界人口の変化がよく分かる、水とグラスを使った勉強になる動画をご紹介します。
この動画ではグラスに入る水が生まれた人間、グラスからこぼれる水が死んだ人間を表しています。また、水の色によってどの地域の人間かを表現しています。
西暦1000年では世界人口が3000万人しかいませんでしたが、東アジア、ヨーロッパ、北アメリカを中心に人口が爆発的に増加しました。その要因としては、食料と医療の改善によって死ぬ人間が減った一方で生まれる人間が増えたためです。
今後、人口の増加スピードは一定のレベルに達すると緩やかになるとされています。さらに、今後は地域だけでなく地球全体でどれだけの人口を賄えるかを考えていかなくてはなりません。
技術の発展によってさまざまな問題が解決し、死ぬ人間が減った一方で、人口爆発という新たな問題が持ち上がっています。このジレンマをどのようにして解決するのかは、地球規模で取り組まなければならない問題ですね。