ボールを扱うロボットは、これまでにも開発されてきましたが人型とは程遠いものでした。ところが、このたび中国で開発された卓球をする2体のロボットは人間と同じ形をしており、結構器用にリレーをすることが出来るのです。
中国のロボットといえばどうしてもこのような精度のものを想像しがちですが、今回開発された「Wu」と「Kong」と名付けられた2体の卓球ロボットは器用にリレーを続けることができます。
中国の鎮江大学で開発されたこのロボットは、日本で開発されたパナソニックのエルボタくんなどの小型ヒューマノイドロボットを意識して開発されたようで、大学のウェブサイトでは「ビッグサイズのヒューマノイドロボット」を謳い文句にしています。
このロボットは、30のモーターで駆動しているようで、アームは7つのアクションを繰り出すことができるようです。また、ボールの軌道を目に付いたカメラで予測しながら両足で自ら移動して、球を打ち返しているようです。
このロボットを見る限り、中国の進歩も侮れません。それにしても、流れていたBGMはニコニコ動画で聞いたことがあるような気がしますが、著作権と選曲センスは大丈夫なのでしょうか?