8月24日にアップル社CEOの引退を表明したスティーブ・ジョブズですが、彼の長いキャリアを2分間のコミカルなアニメーションとなっています。
ざっくりとジョブズのこれまでを見てみましょう。
このアニメーションは台湾の企業が作ったものですが、スターウォーズを取り入れながら彼のキャリアが上手く表現されいます。
ちなみにWikipediaに載っている略歴はこんな感じです。
『スティーブ・ウォズニアックと共に、ワンボードマイコン「Apple I」を開発・販売し、アップル社設立後には、パーソナルコンピュータ「Apple II」を発表。株式公開後には2億ドルもの巨額を手中にし、20代でフォーブスの長者番付に載り、世間の注目を集める。
ゼロックス社パロアルト研究所を見学した際、Altoで動作していた暫定Dynabook環境のグラフィカルユーザインターフェースにインスピレーションを受け、パーソナルコンピュータ「Lisa」を開発。続いて、ジェフ・ラスキンらのMacintoshプロジェクトの主導権を握り、新たなコンピュータ像を創造する。発表された「Macintosh」は、当時存在したあらゆるパソコンを凌駕する洗練されたものであり、再び時の人となる。しかし、本人の立ち居振舞いのために社内を混乱させたとされ、アップルの役員達から社内でのすべての職を剥奪される。
アップル退職後、ルーカスフィルムのコンピュータ・アニメーション部門を買収して、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立。また、自ら創立したNeXT Computerで、ワークステーション「NeXTcube」と先進的オペレーティングシステム (OS) NEXTSTEPを開発した。1996年、業績不振に陥っていたアップル社にNeXTを売却することで復帰、1997年には、暫定CEOとなる。その後、ライバルとされていたマイクロソフトとの資本連携に踏み切り、Macintosh互換機へのライセンスを停止、社内のリストラを進めてアップル社の業績を回復させた。
2000年、正式にCEOに就任。2001年から2003年にかけてMacintoshのOSをNeXTの技術を基盤としたMac OS Xへと切り替える。その後はiPod・iPhone・iPadといった一連の製品群を軸に、アップル社の業務範囲を従来のパソコンからデジタル家電とメディア配信事業へと拡大させた。
暫定CEOに就任して以来、基本給与として、年1ドルしか受け取っていないことで有名であり(実質的には無給与であるが、この1ドルという額は居住地の州法により、社会保障を受けるために給与証明が必要なことによる)、このため「世界で最も給与の安いCEO」とも呼ばれている。2006年に、ピクサーをディズニーが買収したことにより、ディズニーの個人筆頭株主となり、同社の役員に就任しているが、ディズニーからの役員報酬は辞退している。』
ちなみに彼は服装でも全くブレない男だったようです。
1998年からこれまで黒のセーターとジーンズのスタイルを貫き通しています。
それでは、ここからはジョブズのキャリアにおける象徴的な瞬間を見ていきましょう
1.マッキントッシュ発売(1984年)
2.マッキントッシュのコマーシャル(1984年)
3.マイクロソフトとの資本提携(1997年)
4.iMacの発表(1998年)
5.iPodの発表(2001年)
6.iTunes Phoneの発表(2004年)
7.伝説のスピーチ(2005年)
8.iPhoneの発表(2007年)
9.ビル・ゲイツとの関係(2007年)
10.iPadの発表(2010年)
こうやって見ると1~2年に1つはヒットする新製品を生み出していることがよく分かります。
今後、ジョブズは会長職に就くとのことですがアップル社は今までどおりの開発力を維持し続け、大企業病にならないかが心配されています。それにしても、やっぱりジョブズはすごいですね。