イギリスのリベラルな政党「自由民主党」に、全身に刺青を入れた”インクの王”と呼ばれる人物が入党しました。彼の入党は、政治をもっと多様性のあるものにしていくのでしょうか?
今回注目されている”インクの王”、マシュー・ウィーラーさん(31歳)は、全身の80%に刺青が施されています。彼の格好は、伝統的な政治の場のドレスコードには合っておらず、タトゥーだけでなく髪型まで奇抜です。
自由民主党員のリーダー、ニック・クレッグ氏は「政治家はもっと多様化しなければならない」と会議の参加者に主張しました。
バーミンガムに住んでいる現在無職のマシューさんは、300時間と2万ポンド(約250万円)をかけて全身にタトゥーを彫りました。
マシューさんは「私は自分の肌が芸術品だと思う。私が死んだ後も、皮膚が残されるように手筈を整えている。」と語りました。
政治の世界に突如現れたカラフルなニューフェイスは、多様性を享受できる社会を作っていけるのでしょうか。