1945年~1998年までに世界各地のさまざまな場所でさまざまな国によって引き起こされた核爆発を7分ほどの動画にまとめたものをご紹介します。
原発投下によって決着した第二次世界大戦終了からアメリカとソ連の冷戦時代とその終結後までの期間であることを頭の片隅に留めておきながらご覧ください。
1945年のアメリカで初となる核実験のあと、広島、長崎に原爆が投下されました。
1950年以降は、アメリカとソ連の冷戦によって双方が活発に核実験を行い牽制し合います。また、実験のタイミングからアメリカの核実験に応酬する形でソ連が核実験をしていることがわかります。
1960年代は、イギリスやフランスも加わり核実験を行いますが、旧植民地であるアフリカや太平洋沖での実験も増加します。
1970年代は、中国に対応する形でインドが核実験を行うなど、世界情勢が複雑になり始めていることを示唆しています。
1980年代には、ソ連の国力の衰退からか核実験が減ってきます。
1990年代は、ソ連の崩壊などにより核実験は収まりますが、パキスタンが核実験をするなど経済大国でなくても核を持てる時代になったことが分かります。
こういった切り口で見ると、また新しい発見をすることができそうですね。