東京工業大学の長谷川研究室のグループによって人工知能によって自ら考えて行動し学習するロボットが開発されました。
このロボットは、川田工業の研究用ロボット「HIRO」を改良し、研究室が独自に開発した、学習と推論が可能なプログラム「自己増殖型ニューラルネットワーク(SOINN)」によって動いています。
このロボットの大きな特徴は、様々な環境の変化や状況に合わせて自ら学習することができます。ときにはインターネット上の別ロボットから情報を取得(共有)し知識を得て賢くなっていきます。
この自己学習、環境対応機能はこれまでの工業用ロボットと大きく異なる点で、この機能によって今後さまざまな場所や仕事をロボットがこなせるようになるかもしれません。
この研究が進めばいずれアニメ「攻殻機動隊」に出てくる”タチコマ”みたいなロボットの実現も夢ではありません。