ヴァイオリンやピアノを練習せずともプロのように弾けるようになるかもしれません。
東京大学とソニーの共同研究チームが手や指の神経に直接微弱な電気信号を送り込み、外部から操作することのできる装置を開発しました。
この装置は、手首に巻いたバンドから直接電気信号を流し込み、手を使う様々な動作(楽器の演奏、裁縫、箸を使う、字をペンで書くetc)を外部の命令によって思い通りに行うことができるものです。
これによって、学習の手助けをすることや、脳卒中によって麻痺を起こしている手を操作することなどが期待されます。
脳の信号を受け取って義手を動かす技術は知っていましたが、この技術はそれとは逆の技術みたいです。
2つの技術を組み合わせれば、他人を自分の思い通りに動かすなんてこともできそうですね。