これまでにも当サイトでは、3Dプリンターで作られたレンチや3Dプリンターで臓器を印刷する試みなどをご紹介してきました。また3Dプリンターによって社会が大きく変化して仕事がなくなる可能性も指摘してきましたが、その技術進歩は想像以上のようです。
今回は、ロボットハンドクリエイターhairygaelさんによって3Dプリンターで制作されているハンドロボット「InMoov」をご紹介します。
パート4
「InMoov」は、hairygaelさんによって制作されている右手のロボットです。本体は3Dプリンターで制作されています。
見る限り機構は非常に単純であり、人間の手に酷似しています。指部分にはワイヤーが通っており、これを引っ張ったり緩めたりすることで指を動作させています。また指先には黒いシリコンが滑り止めとした貼られています。
またキーボードのキーやジョイスティックなどを使って動作を管理することが可能となっています。
公開されている動画では制作の過程を見ることができ、後半では肩が付いておりボールを掴むことができています。
データさえあれば誰でも”印刷”できる3Dプリンターで、これだけ複雑なものが作れるなんて驚きですね。将来、各家庭に備え付けられた3Dプリンターにインターネットでデータを取り込み、作られた新しい腕を自分にくっつけるなんてことが当たり前になるかもしれません。
以下は制作過程
パート1
パート2
パート3
パート5
パート6