以前、アメリカで開発された四脚歩行ロボット「LS3」をご紹介しましたが、イタリアでの四脚歩行ロボットの開発が進められています。今回は、イタリアの IIT(Italian Institute of Technology)が開発した四脚歩行ロボット「HyQ(ハイキュー)」をご紹介します。
四脚歩行ロボット「HyQ(ハイキュー)」は、Hydraulic Quadruped robotの略称。油圧と電動モーターを動力としており、重さ70kg、足を伸ばした状態で高さ約1mx幅0.5mx体長1mほどの大きさ。4本の足でバランスを取りながら最大秒速3m~4m、時速で約10km~15kmで歩行可能です。
上り坂や障害物があっても問題なく進むことができ、さらに押されるなどの外部からの要因にも対応可能。また、屋外でも歩行テストが行われ、秒速2mほどで進行することができました。
発表されたのが2008年ということで、まだまだ開発の余地がありそうです。世界各国でロボット開発競争が激しくなっているようですね。
イタリアの珍獣として動物園に展示される様になるかも知れん
改良を施してより生物的な動きと外見を実現できれば