ドイツ、ゲルゼンキルヒェンのビュール地区にあるヒューゴ坑道を微速度撮影した映像作品です。廃墟特有のなんともいえない雰囲気と、天井から吊り下げられた無数のカゴが異様な雰囲気を放つ映像作品をご覧ください。
このヒューゴ坑道は、125年もの間石炭を採掘し続けてきましたが2000年に閉鎖されました。映像の中に映し出されている無数に吊るされたワイヤーバスケットは、当時の人々が服と個人の所有物を入れていたものだそうです。
これだけのカゴがあるということは、それだけ多くの人が働いていたということを現しています。2000年に閉鎖されてからは、労働者はどこへ行ってしまったのかも気になります。また、廃墟特有のなんともいえない美しさがありますね。