コンピュータが登場してからというもの、マウスはパソコンを操作する上で大きな役割を果たしてきました。しかし、マウスが発明されたのは1961年、いまから50年以上前のことです。そろそろ新しいコンピュータ制御技術が出てきていいのではないでしょうか。
今回は、2012年に起こる可能性が高いコンピュータの操作方法を変革する5つの素晴らしいイノベーションをご紹介します。
1.アイ・コントロール
SFのような眼球によるコンピュータ操作ですが、すでに実用化のメドは立っているようです。この技術では、スクリーン上のアイコンを目で見るだけで、ファイルを開いたり拡大・縮小するなどの操作が可能だといいます。
2.ジェスチャー・コントロール
身振り手振りによってコンピュータを操作するジェスチャー・コントロール。マイクロソフトは積極的に、このジェスチャー・コントロールを研究しており、「Kinect」はその一例と言えます。
3.タッチスクリーン・コントロール
現在でもスマートフォンで利用されているタッチスクリーン・コントロールですが、指に装置を装着する次世代型の操作方法ではより複雑な動作が可能だといいます。
4.装着型デバイスコントロール
こちらは、手袋などのデバイスを装着することでコンピュータを操作するシステムです。これまでに出来なかったコンピュータ上のグラフィックを掴むなどの操作を、より感覚的に行うことが出来るようになります。
5.音声認識コントロール
iPhoneの音声認識機能「Siri」の登場で一般的になりつつあるコンピュータ制御方法。人工知能や音声認識技術の進歩によって可能になったこの操作方法は、会話するようにコンピュータを操作することができます。
これまでは、もっぱら手に頼り機械に合わせて入力操作を行っていましたが、これからは誰もが簡単に感覚的に操作できるシステムが主流となりそうです。また新しいコンピュータ制御は、コンピュータの利用方法・利用場面の可能性を大きく広げてくれます。2012年以降に登場するガジェットは、これまでのコンピュータの概念を覆すものとなりそうです。