3Dプリンターで製品製作を行っているShapeways社が、「iPad3」への搭載が噂されるiOS向け秘書機能アプリケーションソフトウェア「Siri(シリ)」を再現したiPhoneケースデザインを公募しました。そして、このコンテストで最優秀作品に輝いた「SaGa Design」のデザインが製品化されることが分かりました。
今回製品化されるiPhoneケースデザインは、どんなことにも答えてくれると評判になった「Siri(シリ)」をイメージしてデザインしたものです。デザイン案では、無機質な人間の顔を思わせる「Siri(シリ)」のイメージ像が、iPhoneから立体的に飛び出しているようなものとなっています。
一番安いのは、白いシンプルなデザインのケースで90ドル(約7300円)、一番高いのは、光沢のある金メッキが施されたケースデザインで350ドル(約2万8000円)で、Shapeways社から売り出されます。
デザイン案を忠実に再現したケースは、すでに「不気味」との評価を多く受けています。おそらく、携帯性というiPhoneにとっては命とも言うべき機能を完全に殺してしまうこのケース、普段使いは無理そうですがインテリアや芸術品としてはいいかもしれませんね。