当サイトでは、これまでにiPhone 4Sのカメラの性能の高さや新機能「Siri」などiPhoneのスゴさについて散々ご紹介してきました。しかし、海外で行われた最近の調査では、iPhoneユーザーの20%以上がiPhoneを購入したことを後悔していることが明らかとなりました。
iPhone 4S発売時には長蛇の列に並び、購入したときにはあれほどまでにも熱狂していた彼らが、なぜiPhoneに満足できないのでしょうか。
調査によると、iPhoneの購入に後悔したユーザーが全体に20%以上存在し、そのうちの43%が「他社のスマートフォンにしておけばよかった」と回答しました。
これはiPhone発表後、アップルのライバル会社たちがiPhoneのような高機能、大スクリーン端末のスマートフォンを相次いで発表したことによります。最近でもノキアが「Lumia 800」を発表したように、他社がアップル製品にキャッチアップしたことで、iPhoneユーザーたちが他社製品に乗り換える動きがでているようです。
また、iPhoneの購入に後悔した理由の第2位が、iPhone 4Sに起こっている一連のバッテリー問題によるものです。iPhoneの購入を後悔したユーザーの25%が、この問題に失望したことを後悔の理由と答えました。
そのほかには、後悔したユーザーの8%が、iPhone 4S電子メールの使い勝手に失望したと答えています。
この調査では、最新型のスマートフォン購入者でないということや、後悔している人が、iPhoneへ乗り換え他社との機能を比較しiPhoneの使い方に困惑している可能性もあるため、全てが正確であるとは言えないかもしれません。
しかし、男性の73%が自分のスマートフォンに満足していないという調査結果も出ており、往々にして機械に対してマニアックな男性はその最新機能に失望を覚える人も多いようです。
巷では猫も杓子もスマートフォンと、スマートフォンがもてはやされていますが、実際にはその機能などに満足している人は思っている以上に多くないのかもしれません。