バルセロナの収納できすぎるお宅もなかなかスゴかったですが、今回はマンハッタンにあるエリック・シュナイダーさんのお宅をご紹介します。建築のプロが手掛けた、狭い家のスペースを有効に使うためのアイデア満載の収納ハウスです。
この家は建築家のマイケル・チェンさんとカリ・アンダーソンさんによって手掛けられたお宅です。コンセプトは1日の生活の流れに合わせて部屋を変化させるというもので、ベッド、テーブル、棚、クローゼットなどあらゆるものを、壁の収納から出し入れすることでスペースを最大限に有効活用する狙いがあります。
シュナイダーさんは2005年に、450平方フィート(約42平方メートル)の家を23万5000ドル(約1824万円)で購入し、7万ドル(約544万円)を費やして改造しました。この収納システムや技術は、日本で使われている技術を使っているそうです。
仕事、食事、休憩、就寝など、生活のリズムに合わせて部屋の使い方を変えるシステムは、日本でも昔から使われてきたものですが、日本が欧米スタイルの居住システムを取り入れ、一方、欧米のアメリカ・マンハッタンでは日本スタイルのシステムが取り入れられているのは、なかなか面白い現象ですね。