ただただ流れる荒涼とした川。整備された道と小奇麗な芝生。まさに”現代の川”と呼ぶべき景色を切り取ったこの風景写真が話題となっています。
ドイツ人アーティストのアングレアス・グルスキー氏が撮影した写真作品「Rhine II」が、ニューヨークのクリスティーズで430万ドル(約3億3400万円)の値を付けたというのですが、果たしてどのような作品なのでしょうか?
この写真「Rhine II」は1999年に撮影されたもので、漠とした景色を実現するために、犬の散歩風景、工場の建物、自転車などをコンピュータのデジタル加工によって削除されています。
オークションハウスは作品について「21世紀における人間と自然の関係性の劇的で深遠な反映を写し取った作品だ」と説明しました。
これまでオークションで販売された写真作品の中で最も高価だったものは、1981年にシンディー・シャーマン氏によって撮影された「無題」と題された作品で、今年5月にクリスティーズで380万ドル(約2億9500万円)で落札されました。
今回落札された「Rhine II」は、ライン川を撮影した6つの写真のうちの1つで、他の4つはニューヨーク近代美術館やロンドンのテート・モダンなど有名美術館に所蔵されています。
なんだか、どこの河川敷でも撮影できそうな写真ですが、やはり記者の美的センスが無いためそのように思うのでしょうか?ゲイジュツはムズカシイ・・・。
裸の王様ですかww