北九州市若松区の新若戸道路(若戸トンネル)で5日、消防車が横転する事故がありました。運転していた男性消防士(44歳)が「走行中、急に蛇行した。当時は時速80km程度出ていた」と事故について説明しています。
消防局は6日、市内全7消防署に全車両の点検や安全運転の徹底を指示。署長会議でも再発防止を呼びかけました。福岡県警高速隊が事故原因を調べています。
市消防局などによると、消防車は小倉北消防署浅野分署の水難救助工作車。5日午後6時半ごろ、水難救助に向かうため、若戸トンネルの追い越し車線を走行中に蛇行して外壁に衝突、横転しました。
現場の制限速度は60km。当時は赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして緊急走行中でした。消防車の右前タイヤのパンクが事故後に確認されましたが、どの時点でパンクしたかは不明とのこと。
これだけ車体が大きく揺れていれば、車内は大パニックだったでしょうね。