中米ユカタン半島に栄えていたマヤ文明の暦を根拠に、約2週間後の21日で世界が滅亡するという風説「人類滅亡論」が世界に広まっていますが、オーストラリアのギラード首相はこのほど、その終末論をちゃかしながら自分を売り込むお笑いビデオを制作しました。
ビデオは若者向け放送局用に作られたもの。ギラード首相は神妙な表情で「まだ生き残っているオーストラリア国民の皆さん、世界の終わりが近づいている」と語り掛け、「世界にとどめを刺すのが人食いゾンビなのか、悪魔のようなけだものなのか、はたまたKポップ(韓国ポップ)の全面勝利なのかは分からないが、私は最後の最後まであなた方のために戦う」などと誓っています。
一国の首相が、真顔でジョークを言うのもなかなかシュールですね。ちなみにこのビデオ、世界中で真意が話題となり中には「首相が狂っている」とジョークとは受け止めない人もいたようです。