「沈黙シリーズ」でおなじみの映画俳優であるスティーブン・セガール(59歳)が、テキサス州ハズペス郡の保安官代理として2011年1月から勤務することが明らかになりました。勤務地は、アメリカとメキシコの国境付近で不法入国や麻薬密売事件の多発する地域だといいます。果たして、映画さながらのアクションで悪党を倒すことはできるのでしょうか。
情報によると、今年8月にはメキシコの警察署では麻薬組織に恐れをなした警察官20名が辞職するなどの事態が起こっている場所だといいます。
セガールが保安官代理になった経緯は、セガール自身から「国境周辺のパトロールを行う保安官代理の仕事に興味がある」とハズペス郡側に連絡がきたようです。
これに対しハズペス郡側も「宣伝行為などではなく、国のために情熱と誠実さを持って志願してくれた」「我々の組織に大きく貢献してくれるだろう」と快諾しました。ちなみに給与は時給は15ドル(約1150円)だとのことです。
映画では恐れ知らず、負け知らずのセガールですが、メキシコの麻薬カルテルとどのように戦うのでしょうか。映画のヒーローのような活躍が期待されます。