NI帝人商事は、「施設園芸・植物工場展2012」において、セラピー型インテリアとしてデザインされたアクアポニックスを出展しました。
アクアポニックスとは、魚を飼育する水槽と野菜を育てるプランターをパイプでつなげ、魚の排泄物を栄養分として植物に吸収させる閉鎖型の循環栽培のことで、これまでは、主にプラントなどで行われていました。
水と観賞魚と野菜を一緒に観賞できるコンパクトな一体型デザインは、アクアリウムプロデュースの株式会社 a.a.c.によるものです。
この水槽のシステムは、魚の排泄物がバクテリアによって分解され、それが有機肥料となり、植物が育っていくというもの。魚の排泄物を植物が消費するので、水槽の水換え回数を減らすことができるといいます。さらに、栽培した野菜は食べる事もできるので、ディスプレイとしての演出効果以外にもメリットがあります。
レタスなどの野菜も栽培できますが、花も栽培できるといいます。映像のタイプは30万円で販売予定で、その後はオーダー品にも対応していく予定だといいます。
野菜を食べるとなると、魚のエサを気にしなくてはいけないかもしれませんね。