テルミンとは、1919年にロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器であり、触れることなく不思議な音色を出せる楽器として有名です。そんなテルミンとアナグマを融合させた「アナグマテルミン」という不思議度の増した奇妙な楽器をご紹介します。
まるでアナグマの叫び声にも聞こえるアナグマテルミンは、ご想像のとおりアナグマの剥製の中にテルミンを埋め込んだ楽器です。その異様な形状とは裏腹に、音色は通常のテルミンと変わりません。
動画では、ピアノの伴奏に合わせてアナグマテルミンの演奏が行われていますが、ピアノの美しい旋律を台無しにする働きしかしていません。
マニアックな人にはたまらない楽器ですが、おそらく剥製と音楽のファンの怒りを買う可能性が高そうです。まぁ、剥製を変えれば他にもいろんなバージョンが作れそうなので、チャレンジしてもらみても楽しそうですね。