自律飛行ヘリコプターロボットといえば、世界的には「Quadrotors」が有名ですが、日本でも同様の研究が進められているようです。
千葉大学 野波研究室のグループは、情報収集用の自律飛行ロボットを開発しています。TECHNO-FRONTIERでは、4機のマルチロータヘリコプターを使い、画像処理を用いた編隊飛行のデモンストレーションを公開しました。
この自律飛行ヘリコプターロボットは、マーカーをカメラで捉えて、それを全てホストコンピュータに送って、位置と傾きを演算で求めています。また1mmの精度でポジショニングができます。
機体の重量は300gで、最大積載量は500gです。現在、250gのバッテリを積んでいるので、残り250gまでならカメラ等を積む事ができます。
4機以上の飛行も可能なようで、さらに多くの機体での編隊飛行もできるといいます。
7月5日には警視庁の総合防災訓練に参加しており、化学工場が爆発したという想定での探索ミッションでは成功したとのこと。警視庁も導入を検討しているといいます。
火山状態の調査や送電線の点検など、人間が入り込むのが危険な場所での運用が考えられています。
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