連日お伝えしているアップル社の「iPhone5」に関するニュースだが、最近の調査によるとアップル社が「iPhone5」を投入することで現在のシェアを2倍に増やしスマートフォン市場の60%を押える可能性が出てきた。
グラフはアナリストによる調査をグラフにしたもので、上のグラフは今使っている携帯電話、下のグラフは次に買いたい携帯電話を表している。
調査によると現在iPhoneを利用しているのが全体の29%だが、次に買う予定の携帯電話の実に64%がiPhoneになっていることがわかる。
現在28%のブラックベリーは11%に、アンドロイドは変わらず17%を維持していることから、今後はアップルとグーグルの2社が市場の大半のシェアを奪う流れとなっていきそうだ。
またiPhoneユーザーの94%が次に買い換える携帯電話にiPhoneと答え、残り6%はアンドロイドと回答したことからiPhoneの根強い人気が浮き彫りになった格好である。さらに、切り替え最大のグループがブラックベリーユーザーで67%のユーザーがiPhoneに切り替えるとしている。
市場調査会社Canalysによると2011年の第4四半期のスマートフォンにおけるアップル社の市場シェアは19%であり、アンドロイドのシェアは48%であった。
ユーザーの多くが「iPhone5」への買い替えを狙っているだけに、もし「iPhone5」がコケるようなことがあればアップル社としては取り返しのつかない大きな痛手となりそうだ。