中国に暮らす6歳の女の子Liu Jiangliちゃんは、顔から足にかけての皮膚が黒くなり毛が生え、まるで動物の毛皮のようになってしまう症状に冒されています。全身の60%が”毛皮化”しているJiangliちゃんは、現在、上海の病院で専門家による治療を受けています。
現在6歳となるJiangliちゃんは、2歳のときに母親が家を出て行き、さらにその後すぐ、父親が保育園にLiuちゃんを預けたまま蒸発したため両親がいなくなりました。
その後、保育園がJiangliちゃんを引き取る親戚探すため新聞にLiuちゃんの情報を掲載しました。すると保育園に預けられて6ヵ月後に親戚(大叔父)であるLiu Mingyingさんが現れ、以降、Mingyingさんとともに貴州省貴陽市で暮らしています。
Mingyingさんと暮らすこととなったJiangliちゃんですが、その容姿から他の友達にいじめられ友達をつくることができませんでした。
そんなJiangliちゃんも、現在は上海の病院で治療を受けています。現在のところ、Jiangliちゃんの症状は特定されていませんが、汎発性多毛症と呼ばれる症候群に症例が非常に似ているといいます。