恐ろしい速さの飛行機がアメリカで開発されているようです。
アメリカが開発中の新型飛行機「ファルコンHTV – 2」は3億800万ドル(約240億円)を費やし開発されている飛行機でマッハ22(音の22倍の速さ)、時速13000マイル(約2万km)で飛べるというのです。もし、実際に開発されれば地球を2時間で一周できてしまうこの飛行機が現在、飛行実験段階に入っています。
この飛行機は、アメリカの国防総省ペンタゴンと国防高等研究計画局によって開発されており、全長12フィート(約3.6メートル)重さ900kgと意外と小型の飛行機です。また軍事用に開発されており核兵器を含め450kg程度の爆弾を搭載できるようです。
つまり、地球上ならどこでも1時間以内に行くことができ、さらに核爆弾まで搭載できるということは軍事的に見れば恐ろしい兵器になりえます。
さらに、飛行実験も行われていますが、今週行われた実験ではどうやら失敗に終わったようです。
軍事的に見れば恐ろしい兵器ですが、商用利用などの観点から見れば大きな可能性を秘めた飛行機とも言えそうです。
使い方次第で、人を救うことにも殺すことにもなりえる「ファルコンHTV – 2」。今後の研究開発の進展と、どのように運用されていくのかが世界中の注目を集めそうです。