トム・ウージェックが「マシュマロ・チャレンジ」についての驚くほど詳しい研究を発表します。「マシュマロ・チャレンジ」とは、スパゲッティの乾麺、90センチのテープと一つのマシュマロを使って行われる単純なチーム・ビルディングの演習です。これらを使って一番高い塔を建てられるのは誰でしょう?なぜ驚くべきグループの人々がいつも平均以上の成績を残すのでしょう?
トム・ウージェックは、さまざまな人に「マシュマロ・チャレンジ」を行わせて、その結果から発見した驚くべき事実を説明します。
この「マシュマロ・チャレンジ」では、ビジネスマンなどは権力闘争を行いヒドい塔を作るのに対し、子供たちは高くてユニークな塔を建てるといいます。
この結果にはいくつかの要因がありますが、その1つとしてビジネススクールの学生は1つのプランを実行するのに対し、子供たちは試作品をいくつも作ることで問題を解決しているといいます。
大切なのは、完全なプランを立てて完全なモノを最初から作ろうとすることではなく、不完全でもいいからとりあえず試作品を作ってみるということのようですね。