空を飛ぶとなれば、どんな人でも慄いてしまいそうなものですが、2人の子供、4人の孫、2人のひ孫がいる104歳のおばあちゃんペギー・マッカルパインさんは、パラグライダーで大空へと飛び立ちギネス世界記録を更新しました。
北キプロスで行われた今回のフライトでは、高度2400フィート(約730m)から飛び立ち、5年間で2度目となるパラグライダー最高年齢飛行を記録しました。
今回、マッカルパインさんがパラグライダー飛行に挑戦した理由は、自身が5年前に打ち立てたパラグライダー飛行の世界最高齢記録を、101歳のアメリカ人メアリー・アレン・ハーディソンさんに破られたためだといいます。
マッカルパインさんはインタビューに「飛行をあますことなく楽しんだ。前回より上手くいったわ。もし、誰かがまた記録を破れば、記録を塗り替えるために何度でも飛んでみせるわ」と語りました。また幼いころから高い場所が大好きだったそうで、一番最初に空を飛んだのは1920年代後半、当時非常に珍しかった飛行機「サー・アラン・コブハム」の乗客としてだと語りました。
車椅子でやってきて、そのまま大空に舞い上がるアグレッシブすぎるマッカルパインおばあちゃん。彼女の記録を更新できるツワモノは、果たして現れるのでしょうか。