通常の自転車が、漕ぐことで推進力を得る機構となっており、電動自転車などはモーターの回転力をタイヤに伝えることで進む仕組みとなっています。しかし、今回ご紹介する「Harvey’s air bike」は、なんとモーターのパワーでプロペラを回転させて得た推進力で、最高時速67マイル(約108km)まで出せるユニークな機構の自転車です。とりあえず、その走行動画をご覧ください。
この「Harvey’s air bike」を開発したのは、ハーヴェイ・クリーブランドさん。モーターによるプロペラの回転を推進力とした、まるで『魔女の宅急便』のトンボが乗っている人力飛行機のプロトタイプ自転車のようなものです。
自転車に取り付けられているのは、模型飛行機用のモーターだそうで現時点では試作段階だといいます。また推進力はモーターだけでなく、普通の自転車のように漕いで進むこともできるといいます。
これにそのまま翼でもつければ、空も飛べそうな感じもします。それにしても、模型飛行機用のモーターってこんなにパワーがあったんですね。