ノルウェー人はウォッカ1つで寒さを吹き飛ばすことが出来るようですが、スイス人は薪ストーブを自動車に搭載することで寒さを凌いでいます。
スイス人男性のパスカル・プロコプさん(38歳)は、薪ストーブを設置した自動車を制作して話題を集めています。どんな寒さの中でも身体の芯まで温めてくれる薪ストーブカーをご覧ください。
屋根からは煙突が突き出し、車内には燃え盛る炎。この薪ストーブカーはプロコプさんが、1990年製のボルボ240ステーションワゴンを改造して制作した世界に1台しかない特注品です。車内に設置された薪ストーブはもちろん使用することができ、使用中は車の屋根から突き出した煙突から煙が立ち込めます。
この薪ストーブカーは私有地だけでなく公道を走れるように、すでにスイスの技術検査機関の許可も受けているそうです。
車内でストーブなんか焚いたら一酸化炭素中毒になりそうですが、煙突があるので大丈夫なのかもしれません。また、雨が降れば煙突から水が入ってきそうですが、許可も出ていますからそのへんの対策もされているのかもしれませんね。
あったかいのを通り越して暑いと思います。