バイカーたちは、自動車に比べたバイクの利点として低燃費、加速力、機動性、少ない駐車スペースなどを挙げます。しかし、逆に弱点として雨風をしのげない、定員の少なさ、そして最大の弱点である事故時の危険性を挙げることができます。
しかし、今回開発された近未来的なカプセル型電動バイク「C-1」は、バイクの利点を残しつつ弱点を全て克服した完璧な電動バイクとなっています。
この「C-1」は通常のバイクとは違い、電子制御ジャイロ安定化システムを搭載しているため、走行時はもちろんのこと事故を起こしたときにも転倒することがありません。また、車体全部を卵型のカプセルで覆われているため、事故時の危険性を軽減できます。
さらに2人乗りのため、人を運ぶことができ、カプセルによってバイクにとっての弱点だった風雨などにも対応することができます。
このバイクは電動のため、通常のバイクに比べて省エネルギーであり、1回の充電で241~354km走行可能。最高時速は193kmまで出せる高性能電動バイクとなっています。
2013年に2万4000ドル(約185万円)での発売を予定しており、2014年には量産化によって1万6000ドル(約124万円)にまでコストダウンしての販売を目指しています。
自動車とバイクの良いとこ取りをしたような未来型電動バイク。これだけの性能で124万円なら、安すぎますよね。今後、世界中で広く普及すれば、さらに値段が下がるかもしれません。