イタリアのボローニャで自然保護と研究を目的として活動している環境保護団体が、2012年1月9日に野生のオオカミを救助する様子を撮影した感動的な救出劇動画です。ナバラと名付けられたこのオオカミは、川の中にいるところを瀕死の状態で発見されました。
川の中で発見された瀕死状態のオオカミ「ナバラ」は、麻酔銃で眠らされたあと、保護団体によって確保されました。しかし、心配停止状態に陥ったため、人工呼吸と心臓マッサージをされて動物病院へと搬送されました。
ナバラの身体には35発の銃弾が残されていたそうで、さらに栄養失調と足の麻痺を引き起こしていました。そのため、24時間体勢で2週間のあいだ集中治療が行われました。その甲斐あって、現在は徐々に回復しており、歩けるまでの状態になっています。