もし完成すれば、おそらく全ての人類が行きたくなるような場所になるでしょう。
アメリカの紳士向け雑誌『プレイボーイ』が、リチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行ビジネス会社ヴァージン・ギャラクティック社と提携して、宇宙でストリップクラブを開設する計画を公表しました。『プレイボーイ』3月号には、宇宙ステーションでのストリップクラブの計画図が掲載されるといいます。
プレイボーイにとっては小さな一歩ですが、人類にとっては大きな一歩となりそうです。
今回計画されているストリップクラブは、まさに”宇宙での紳士の社交場”と呼ぶに相応しいものとなっており、無重力ダンスクラブ、カジノ、高級レストランといった娯楽施設が併設される予定となっています。
プレイボーイ誌の編集者ジミー・イェリネック氏は、この構想について科学ウェブサイトに「ヴァージン・ギャラクティック社が、世界初となる商業宇宙船の実現に迫るにつれ、プレイボーイは究極の宇宙娯楽施設の建設を構想している」と投稿しています。
途方も無い夢のような話ですが、ヴァージン・ギャラクティック社は年500人の観光客を1人当たり20万ドル(約1600万円)の料金で、宇宙へ送り長期旅行させる計画を立てています。
また、この計画に対して現実的な調査が2012年後半から開始される予定されています。
もし実現されれば、宇宙プレイボーイクラブは宇宙ステーションの軌道をクルーズ船のように周回し、さらには地球だけでなく他の星の周りを周回する構想も練られています。
またクラブ内では、セクシーバニーガールたちが無重力空間でダンスを楽しむ人々にドリンクを提供し、紳士たちは地球とバニーガールを交互に眺めるようになるといいます。
宇宙旅行に関しては、多くの場合科学的で現実的なことばかりが言われていますが、実際に商業化するとなると娯楽施設も必要となるでしょう。つまり今回の構想は、宇宙旅行がより現実的なものとして考えられていることを表しています。未来では、天国が本当に空の上に作られるのかもしれません。