以前、縦横無尽に飛び回るマルチコプターラジコンをご紹介しましたが、ペンシルバニア大学のGRASPラボでは小型の4枚羽根ヘリコプター「クアッドコプター」が研究開発されています。まるでUFOのように一糸乱れぬ編隊を組んで飛行するラジコンをご覧ください。
この「クアッドコプター」は、KMelロボティクスが開発したものだそうで、ダニエル・リー教授の力添えによって完成したものだそうです。
1台だけでもかなり精密な動きが可能なクアッドコプターは、複数の機体とも連動して飛行することが可能となっており、周りと協調して複雑な動きを行っています。この飛行の中には、順序よく窓を通るものや八の字を描くものなどバリエーションに富んでいます。
こういうロボット技術を見ると、どうしても兵器への転用を想像してしまいがちですが、自律飛行によって1500個のブロックを積み上げて塔を建造するヘリコプターロボットのような利用方法に用いれば生産性を上げることにも貢献できそうですね。