これまでル・マンのコースで24時間耐久レースをしたり、グランドキャニオンをロープ1本で登ってきたロボット「エルボタくん」が、今回は長持ち実証実験を実施する「エボルタ ワールドチャレンジ」で”水泳””マラソン””サイクリング”を組み合わせたトライアスロンにハワイで挑戦することが分かりました。
今回のレースでは、東京大学先端研特任准教授の高橋智隆氏が開発したマラソン用、自転車用、水泳用の3体のエルボタくんを使用します。コースは総距離約230kmのハワイ島にある「アイアンマン・トライアスロン・ワールドチャンピオンシップ」用のものです。
エルボタくんには、パナソニックが開発した10月21日より販売を開始するEVOLTA電池シリーズの最新製品「HHR-3MWS」が使われます。JIS C8708 2007(7.4.1.1)の試験条件に基づく電池寿命は、繰り返し充電で約1800回を達成しており、従来品の「HHR-3MVS」と比較して充電繰り返し回数が200回増えています。
エルボタくんは人間の10分の1程度の大きさのため、単純に考えると人間の10倍の労力がかかります。そう考えると今回の挑戦はあまりに無謀なものとも言えそうですが島田紳助なら間違いなく「挑戦するって素敵やん」と鼓舞してくれそうですね。
今回の「トライアスロンチャレンジ」は、日本時間の10月24日(月)よりスタートするとのことです。