カンボジアには、今なお悪名高いクメール・ルージュ(ポル=ポト派)軍の残した地雷が数多く地面に埋まっています。そんな地雷は現在も、住民たちの手によって1つ1つ手作業で解体されています。まるでドラゴン・レーダーのような地雷を素手で解体するカンボジアの人々の様子をご覧ください。
背丈ほどの草が生い茂る平野や森の中を進んでいくと、そこには地面に埋められた地雷が今でもたくさん残っています。カンボジアの人々は、この地雷を簡単な道具とポケットナイフだけで1つずつ解体していきます。
彼らは、この方法によってこれまで1万個以上の地雷を解体してきたといいます。簡単そうに作業を行っていますが、一歩間違えれば大惨事になりかねない非常に危険な行為です。
まだたくさんの地雷が埋まっているそうですが、全てを解体するのにいったいどれだけの年月と労力が費やされるのでしょうか。