SFの世界やマンガに描かれる高機能な腕時計型携帯電話は、オタクにとっての夢のようなアイテムでした。しかし、これまでに開発されたものは、異様に大きかったり機能性に問題があったりと実用に耐えるものではありませんでした。ところがこのたび、70グラムと計量ながらアンドロイドOSを搭載したスマートフォン機能を備えた高機能時計「i’mWatch(アイムウォッチ)」が発表されました。
江戸川コナンやジェームズ・ボンドが使っているようなアイテムが、現実の世界でも使えるようになるのかもしれません。
この高機能時計「i’mWatch(アイムウォッチ)」は、時計型をしているものの4GBのメモリーチップとアンドロイドOSを搭載しており、スマートフォンのような機能を持っているといいます。そのため、電子メールやチャット、フェイスブック、ツイッターなどのが利用可能といいます。また1.5インチのタッチスクリーンを使って操作することができます。
これほど小さくて高機能だと、バッテリーがどれだけ持つのか心配となりますが、6ヶ月に及ぶテストによると、2日間は充電が持つということのようです。
通常モデルは、234ポンド(約2万8500円)ということのようですが、宝石をちりばめた特注の豪華バージョンも作られており、そちらのモデルの原価は10286ポンド(約125万円)となっています。
「i’mWatch(アイムウォッチ)」の開発会社取締役であるマヌエル・ザエラ氏(34歳)とマッシミリアーノ・ベルトリーニ氏(31歳)によると、すでに5000件もの予約が殺到しているといいます。
こうなってくると、近い将来さまざまな機能が詰め込まれることを夢想しがちですが、私たちの淡い妄想はあながち期待外れでも無いようです。
ベルトリーニ氏は「近い将来、i’mWatch(アイムウォッチ)は暖房、洗濯機、食器洗い機のオンオフを切り替えることが可能となるでしょう」「未来の家では、家電など多くの機器は統合されるように、i’mWatch(アイムウォッチ)はそれらの制御や管理を完全に行うようになるでしょう」と語りました。
世界が期待する「i’mWatch(アイムウォッチ)」の一般販売は、2012年に予定されています。
I’mWatchを購入しようと手続きを進めたら支払いで使えるカードを持っておらず断念!
デザイン・機能・価格と文句なしの商品だけに買えないのは非常に残念です。
iPhone4Sを使用しているので、これでアンドロイドも体験できるのは嬉しい限り。
日本でも大ブレークすると確信しているので国内発売が待ち遠しです。
それにしても、どうして日本はこういう商品の開発が出来ない国になってしまったのでしょうか?