最近では、グーグルアースによって中東で1000個以上の地上絵など、これまで誰にも知られていなかったものを次々と発見している衛星写真を利用したグーグルアースやグーグルマップですが、このたびグーグルマップによって中国のゴビ砂漠で見つかった奇妙な遺跡のようなものが話題となっています。
場所が中国だけにインターネット上では、「軍事関連施設か!?」「いやいや宇宙開発に関連する施設だろ!!」「なに言ってんだよ、原子力施設に決まってるじゃねーか!!」と陰謀論まで飛び出しての大きな議論が巻き起こっています。
これらの遺跡がある場所は、中国北西部の甘粛省と新疆ウイグル自治区の国境付近だといいます。また、中国の宇宙開発基地とされている酒泉衛星発射センターからも100マイル(約160km)未満の位置にあることが、さらに中国軍関与の疑惑を深めています。
一部のインターネットユーザーは、中国軍の邪悪な陰謀を懸念し、アメリカのさまざまな都市と遺跡とを重ね合わせ、構造が一致するかを検証しています。しかし、これに対して他のユーザーからは、中国がアメリカを攻撃する場合、砂漠で練習なんかする意味がないと指摘しています。
これらの航空写真からは、その施設の意味するものが何なのかを判断するのは難しいですが、トラックや飛行機の影、その形などが何かヒントになるかもしれません。
四角い何かが規則正しく並び、何かが燃えた跡のようなものも見えます
見れば見るほど謎が深まる不思議な図形。中国の軍事施設など以外に考えられるのは、古代の遺跡くらいしかなさそうですね。場所が場所だけにさまざまな憶測が飛び交うのも無理がありません。